鬼剣舞こけし

  • 郷土の代表芸能「鬼剣舞」をテーマにした創造的かつユニークな「鬼剣舞こけし」。鬼の怖いイメージをなくすために表情に最も気を使い制作しています。

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  • 剣舞こけしについて

    郷土の代表芸能「鬼剣舞」をテーマに、苦心の末に完成したのが剣舞こけしです。

    何がユニークか?と言いますと・・・普通のこけしは丸くてやさしい感じですが、
    こちらのこけしは、角ばった顔に長い首、頭にはザンバラの毛がついており、

    鬼の怖いイメージをなくすために表情に最も気を使ってるそうです。

     

    上の写真の世界地図は、こけしがお嫁に行ったところをマークしています。
    全部で50カ国になるそうです。

    【製作過程】 

     


    材料の「米ヒバ」をロクロで加工し、塗装は3種類の化学うるしで10回行います。

    米ヒバは、時間がたつにつれて人肌に近い色を出すのが特徴らしく、
    製作は一日に本体だけだと10本位で、完成品となるとわずか2~3本だそうです。

    絵付けは、カッティングシートを張り付けて仕上げます。

    こけしの大きさは、小さいもので12センチ~大きくなると50センチのものがあり、
    ちなみに、この黄色いこけしは50センチで、完成までは4~5日かかるそうです。

     剣舞こけし


    こけしの顔の色は、白・赤・緑・黒・黄色の五色で、色は陰陽五行説による四季、
    方位を表すと共に五大明王を表しています。

    【五大明王】

    青面・・・東・春・降三世明王

    赤面・・・夏・南・軍茶利明王

    白面・・・西・秋・大威徳明王

    黒面・・・北・冬・金剛夜叉明王

    黄面・・・中央・土用・不動明王→カッカタ(道化面)